[特集]インタビュー
2008.6.13

Champions Eye
「長谷川戦を語る」

 12日、日本武道館で行われた「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」チャンピオン長谷川穂積(真正)VS挑戦者・同級9位クリスチャン・ファッシオ(ウルグアイ)の一戦を観た現役・元王者(世界・東洋・日本)たちが、長谷川6度目の防衛戦の感想を語った。

□東日本ボクシング協会・大橋秀行協会長(元WBC世界ストロー級王者)

「本当、完璧な試合でした。人によってはミスマッチと言う人もいるかも知れないが、ああ言う選手は中盤から後半にかけて強さを発揮するタイプ。ファッシオみたいな選手を2Rで倒したのは、まさに長谷川の成長の証。1Rでファッシオのパンチを完全に見切っていたね。ボディをスウェーでかわしたのを観て、早いラウンドでの決着を予想しました」

□WBA世界ライト級王者・小堀佑介(角海老宝石)

「僕が言うのもなんですが、長谷川選手はかなりレベルが高い選手だと思いました。ただ昨日の相手とは実力差がありすぎましたね。(長谷川選手の)スピードどカウンターのセンスは凄いなと思いました」

□東洋太平洋Sウエルター級王者・日高和彦(新日本木村)

「長谷川さんはやはり集中力がありますね!! ここぞのラッシュやタイミングがいい。 ですが、見落としがちですが、(長谷川が)パンチを打つ時の位置が絶妙です。 ジャブや色んな所も誉められると思いますが、そこまでに行くまでの位置が最高!!勉強なります」
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