試合:塩谷、有終の美を飾れず。ランカー挑戦の諏訪はワンツーから左右ボディで攻め込むが、サウスポー塩谷はしっかりとブロックし、独特のリズムから左右アッパー・右ストレートで仰け反らせる。中盤、諏訪は執拗に左右ボディで前に出るが、塩谷も右アッパー・左ストレートで打撃戦の展開に。最後まで諏訪はワンツー連打・左右ボディと手数を繰り出すが、塩谷は的確な左右アッパー・右フック・左ストレートを浴びせる。ジャッジ一者は塩谷を支持するが、ジャッジ二者はイーブンとし、日本ランカー塩谷の37歳現役定年となる引退試合は無念のドロー裁定となった。