試合:興毅がカウンターでポイントアウト!ガードを固め、距離を詰めようとする挑戦者デラモラに対し、王者・興毅はジャブを突き、ノーモーションの左ストレートで距離を保つ。デラモラはワンツーで踏み込み、強引に接近戦に持ち込むと、3Rには右ストレートで興毅の左目上を切り裂く。ここで興毅も王者の意地を見せ、すかさず左アッパーを突き上げると、デラモラをキャンバスにダイブ。興樹はダウンを先制するも、中盤に入るとブロックに集中し、カウンター狙いにシフトチェンジ。単発ながらも、的確に右フック・左ストレートを打ち込む興毅であったが、デラモラは回転の速いワンツー連打・左ボディ・左右フックと手数を繰り出し、ポイントを奪い返していく。試合は判定となるも、ジャッジは王者・興毅のカウンターに軍配を挙げ、僅差判定ながら2度目の王座防衛に成功した。挑戦者デラモラにとっては、3Rのダウンが悔やまれる初黒星となった。★