試合:チャーリーが湯場の野望を打ち砕く!挑戦者・湯場はアップライトに構え、巻き込むような左ストレートからワンツー・左フックでペースを掴み掛ける。しかし、王者チャーリーの右クロスに早くも左目上をカット。チャーリーは左目上を狙い、右ストレートを狙うも湯場は打ち合いを避け、足を使い距離を保ち左ボディアッパー・左ストレートでヒットを奪う。4R終了時、判定0-3で湯場がリード。5R、王者がガードを固め、ワンツー・左フックで前進を始める。湯場はサイドに動きたいが、圧力の前に後退。下がりながら左ストレートで抵抗するも、重戦車の前進を止められず、左フック・右ストレートを被弾。8R終了間際、勝敗を決定付ける場面が訪れる。重戦車から放たれる右ストレートに挑戦者はロープを背負い、追い撃ちのワンツーが顔面を打ち抜く。この一撃で湯場の顔面は後方に大きく弾かれるも、ラウンド終了のゴング。だがダメージは深刻で、膝から崩れ落ちそうな状態でコーナーに戻り、国内4階級制覇に黄信号が点滅。8R終了時、判定0-2で湯場が僅かにリード。このアナウンスに王者の顔色が変わる。そして運命の9Rが始まる。猛然と襲い掛かる王者のワンツー・左フックに挑戦者の上体は左右に弾かれ、コーナーに押し込まれてワンツーを浴びる。ここで湯場はロープの間から上半身が投げ出された格好でパンチを打ち込まれると、堪らずコーナーからタオルが投げ込まれた。チャーリーが2度目の対戦をTKOで勝利し、湯場との死闘に終止符を打った。