試合:サウスポー同士の一戦は、1Rから木村が積極的に仕掛ける。左ストレートを木村が先にクリーンヒットさせ、ここで早くも主導権を引き寄せる。2R、木村の左ストレート・右フックがクリーンヒットし、早くも西尾の顔面が赤くなる。西尾は2Rに偶然のバッティングで右目上をカット。3R、西尾もリーチを生かし右ジャブから左ストレートを狙うが、木村が左ストレートをボディに打ち分け、西尾の距離を殺してしまう。ラウンド終盤には木村が西尾をコーナーに詰め、左ストレート・右ボディ・右フックをクリーさせ追い込むも、ここはゴングに救われる。木村の連打を浴び、西尾のダメージは大きい。4R、木村がワンツーを連打で打ち込むと西尾は防戦一方の展開に。ここでレフェリーが危険と判断し、試合ストップ。木村が世界戦の敗戦を引きずる事無く、磐石の試合運びを見せ、4R2分54秒TKOで西尾を下し、13度目の防衛に成功。チャンピオンカーニバルで小野寺洋介山(オサム)の挑戦を受け、記録更新に臨む。