試合:ゴングが鳴ると王者が一気にプレスを掛け、長身グラナドスとの距離を詰める。名刺代わりの右クロスが、挑戦者にクリーンヒット。リーチ差で12cm上回る挑戦者は、距離を取ろうとするが、内山がジャブで圧力を掛け右ストレートを打ち込む。間合いを支配し主導権を握る王者。挑戦者も左フック・右アッパーを返し、追撃は許さない。常に右のストレートとクロスでリズムを取る内山。3R、王者の右ストレートがテンプルにヒット!グラナドスの膝が落ちる。その後も、内山の距離で試合が進む。挑戦者もショートの右ストレート・左フックを繰り出しダウンを拒む。迎えた6R、序盤からクリーンヒットを奪ってきた内山が、右クロスをコメカミに打ち抜くと、グラナドスは崩れるようにダウン。カウント9でレフェリーがグラナドスを覗き込む。立ち上がるように促すも続行の意思は見られず。ダイナマイトパンチ内山は、185cmの長身を苦にせずTKO勝利。初防衛に成功した。
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