試合:1R、清田はジワジワとプレスをかけ、ジャブ・ワンツーで中に入りボディ。世界挑戦経験を持つパイパーは、足を使いジャブを放つが少し身体が硬い。早くもKOを予感させる清田は2R、接近戦から右フックを打ち込みダウンを奪う。3Rにも右フックでパイパーをグラつかせるが、無理には仕留めず、4～6Rはパイパーも前に出て打ち合いに。7R、打ち合いから清田がコンパクトな連打の後、ワンツーでパイパーの膝を折るが、パイパーはクリンチで逃れる。8R、プレスの清田がワンツーから左ボディ、ストレートでパイパーをコーナーに追い込み、ワンツー、ボディ、アッパーでラッシュ。崩れ落ちるパイパーにレフェリーが堪らず試合を止めた。清田が07年9月からの7連続KO勝利で、4度目の王座防衛に成功した。