試合:12/19の日本ライト級タイトルマッチ「近藤VS加藤」の勝者に、来年のチャンピオンカーニバルで挑戦が決定している荒川。この西原戦はタイトルマッチに向け、決して取りこぼしが許されない一戦となった。序盤からサウスポー荒川がジャブを突き、コンパクトで正確な左ストレート・左ボディストレートを西原にヒットさせポイントアウト。西原は右ストレートを軸に荒川との距離を取りたいが、荒川の左ストレート・右フックに阻まれ距離を詰める事が出来ない。荒川は終始自身の距離とリズムでボクシングを展開し、左ストレート・左ボディアッパーヒットさせると西原は次第に下がり出してしまう。終盤、下がる西原に荒川はジャブを軸に左ストレート・左ボディアッパーを打ち込み追い込むが、荒川は決して深追いする事無く堅実なボクシングでポイントを奪う。西原は最後まで荒川との距離を詰める事が出来ず、荒川に左ストレートを打ち込まれる。試合は判定3‐0で荒川が危なげ無く西原を下し、来年のチャンピオンカーニバルに駒を進めた。