試合:8位・安西に八巻が挑んだ一戦。ゴングと同時にサウスポー八巻が積極的に仕掛ける。ジャブからワンツー右フックのコンビネーションをコンパクトに打ち込み一気に主導権を引き寄せる。安西も右ストレート・左フックで応戦しプレスを掛けるが、八巻はここで下がる事無く左ストレートを打ち返す。八巻は安西のステップインに合わせ右アッパーをカウンター気味に打ち込むと、安西は腰から崩れる様にダウン。カウント9で立ち上がるも足元がふらつく安西に、八巻が一気呵成に襲い掛かり、右フック・ワンツー連打を打ち込むと安西の膝が落ちる。レフェリーが割って入ると同時、安西は再びダウン。八巻が1R2分48秒、ランカー安西をTKOで打ち破り、念願の日本ランク入りを果たした。