試合:木村約1年振りとなる日本のリング登場。対戦相手には45戦のキャリアを誇るフィリピン出身の古豪・ジョルダルイジ石原。木村はキャリア3倍の石原を如何に攻略するのか。立ち上がり、サウスポーの石原がいきなりの右フックを木村にヒットさせ、プレスを掛ける。対する木村はミドルレンジのワンツーで反撃を試みるが、石原のパンチに左目尻をカット。パワーで勝る石原はオープニングヒットを奪い木村から主導権を奪う。木村は石原の飛び込み様の左右アッパーをヒットさせられるも、ここは退らず、逆にワンツーで石原をロープに詰め、ワンツーフック・ワンツー左ボディのコンビネーションで反撃に転じる。3R、今度は木村のプレスで石原は退ってしまう。木村が回転力の速い左右ボディを軸としたコンビネーションで襲い掛かり主導権を奪い返す。4R、木村が左右ボディを軸としたコンビネーションで石原をロープに詰めると、ワンツーから左フックをクリーンヒットされた石原の膝が揺れる。ここを見逃さず、木村はワンツーフック・右ストレートで畳み掛けると石原は堪らずダウン。連打をクリーンヒットされダウンした石原にレフェリーは続行不可能と判断し、カウントを数えず試合を止め、木村が1年振りの日本凱旋マッチをKO勝利で飾った。