試合:WBCアジア・スーパーフェザー級王者の龍王とメキシコ逆輸入ボクサーの木谷が拳を交えた。リングを大きく使うサウスポー龍王に対し、木谷はステップインから右フックで膝を揺らして先制。2回、木谷は左フック、左アッパーを叩きつけてアグレッシブな姿勢。3回、木谷は左ボディを突き刺すとジリジリと距離を詰めた。サークリングしながらカウンターを狙う龍王だが、後手に回った印象。龍王はヒッティングで右目下を腫らした。4回、偶然のバッティングで龍王は左目上をカット。再開後、龍王は回転力を活かした連打を繰り出すが木谷も真っ向から応戦。5回、龍王は左アッパーで顔を弾き反撃するが、木谷は力強いパンチを叩きつけて攻勢を強めた。龍王の右目下の腫れが酷くなったところでレフェリーはドクターチェックを要請。これ以上の試合続行は不能と判断したレフェリーが試合をストップした。木谷がTKO勝ちでランキング入りを確実とした。