試合:石井がジャブから丁寧に組み立てるとワンツー、左アッパーをヒット。打ったら動くを意識してリズム感のある攻撃。2回、石井は右ストレートで迎え撃つとアウトボクシングでポイントを加点。3回、石井はワンツーで効かせると連打で攻勢。しかし、ここを踏ん張った望月は、左ボディで動きを止めるとグイグイと攻め立てて猛追。4回、打ち合いは激しさを増し消耗戦に突入。望月のしつこいボクシングが功を奏してきた。5回、お互いにフラフラになりながら渾身の打ち合いを見せる中、望月がスパート!ロープに詰めてありったけのパンチを集めるとダメージの深さを考慮したレフェリーが試合をストップした。激戦を制した望月が約12年ぶりに勝利した。