試合:開始からショートレンジでのパンチの応酬。細川が左ボディを突き刺すが、エイドリアンは右ショートで膝を揺らして応戦。2回、乱打戦が続く中、細川が左フックでバランスを崩させるとギアを上げて攻勢。3回、細川は回転力を活かした連打で積極的な攻撃。4回、細川は左フックでガクッと腰を沈めさせるとロープに詰めて連打で攻勢。エイドリアンはヒッティングで右目上をカットした。5回、激しい打撃戦が続き一歩も引かず。6回、エイドリアンは要所要所で右ストレートを決めるとラウンド終盤に左ボディで一瞬、動きを止めた。7回、両者とも体力の消耗が激しい中、左ボディを突き刺した細川がやや上回ったか。8回、最後の力を振り絞り渾身の打ち合い。エイドリアンが豊富な手数を繰り出した。激戦を制した細川が5連勝を飾った。