試合:OPBF東洋太平洋フェザー級王者の中野が初めてラスベガスのリングに上がった。リングコールされると観客から声援が送られた。初回、サウスポー中野はジャブで距離を測りながら右ボディを好打。慎重に進めながらもペースを握った。2回、中野はプレスをかけてワンツーを打ち込むとマルケスは一瞬の間をおいてダウン。再開後、緩急をつけながら右フックでダウンを追加。マルケスは必死の抵抗でこのラウンドをしのいだ。3回、中野は左ストレートで3度目のダウンをゲット。仕留めにかかるが、ここは攻め急がず着実にダメージを与えた。4回、中野は相手の右を冷静に反応すると左ボディストレートから右ボディで4度目のダウン。ダメージが甚大なマルケスに迫ると右ボディでキャンバスに沈めた。勝利が決まった中野はコーナーに駆け上がって喜びを爆発させた。ラスベガス初登場の中野がインパクト大のKO勝利を飾った。