試合:速いステップでロープいっぱいのところをサイドにステップを続けたエドワーズに対して、カインはすり足で素早く追い続けてプレスをかけた。逃げ続けるエドワーズにカインは両手を後ろに組んで挑発するなど、打ち合いに誘ったが、エドワーズはアウトボクシングに徹した。ジャブを単発で出しながらも手数が極端に少ないエドワーズだが、スイッチをしながらリングを大きく、右に左に回った。カインは追い続けたが、捕まえきれず。6回にエドワーズがワンツーを打ちにリングの中央に向かって数回入ったが、カインは両手を斜め下に広げながら打ち合いに誘った。展開は変わらず終盤を迎えた。10回になってようやく、エドワーズが速いワンツーをリング中央で打つ場面を見た。カインもカウンターを警戒して詰めきれず。ヒリヒリする場面がないまま最終回を迎えた。大きく踏み込んで右ストレートを顔面をに狙ったエドワーズだが、捉えきれず。試合終了のゴングが鳴ると両者は揃って右手を挙げて勝利をアピールした。