試合:23年全日本フライ級新人王で現在、日本フライ級5位の坂井に現在連敗中の中山がランキング奪取をかけて戦う。互いにジャブでタイミングを測ると、坂井はジャブから右を打ち下ろし、左ボディを突き刺した。2回、ワンツーを好打し、左ボディにつなげた坂井に対し、中山はワンツーを右アッパーにつなげ、坂井の顔を跳ね上げた。3回、ジャブから右アッパーにつなげ、右でバランスを崩させた坂井に対し、中山は上下にパンチを散らし、右アッパーを交えたコンビネーションで対抗した。4回、ジャブを上下に散らし、右アッパーにつなげた中山に対し、左右ボディを返した坂井は強烈な右ボディを突き刺すと中山が動きを止めた。坂井は機を逃さず追撃するとレフェリーが中山のダメージを考慮し、ノーカウントで試合をストップ。坂井がTKO勝利を飾り、連勝記録を7に伸ばした。