試合:日本スーパーバンタム級ユース王者にして23年全日本スーパーバンタム級新人王、現在、日本スーパーバンタム級11位の武藤とそのランキング奪取を狙う 22年東日本スーパーバンタム級新人王で現在3連勝中の長谷川が激突した。互いにフェイントをかけながら間合いを探るとサウスポー長谷川は前の手を上下に散らすとカウンターの左フックをヒット、左ストレートを好打した。2回、長谷川は踏み込んで大振りの左右で武藤のリズムを崩しにかかるも武藤は冷静に対処。ワンツーから左フックをヒットした。3回、トリッキーな動きで撹乱を図る長谷川に対し、武藤はボディにワンツーをヒットするも接近戦では長谷川の左右フックを被弾した。4回、ノーガードで誘う動きを見せる長谷川に対し、武藤は連打からの左フックを好打、アッパーを交えたコンビネーションで攻勢をアピールした。5回、左右を強振する長谷川に対し、武藤は連打からの左ボディを叩き、右アッパーを突き上げた。6回、フェイントをかけて間合いを測る長谷川に対してワンツーを好打した武藤は左ボディで相手の動きを止めると連打で追撃するも仕留められず。7回、ワンツーで長谷川にロープを背負わせた武藤は連打をまとめ、後半はボディにパンチを集めた。8回、ガードを下げた体勢から独自のタイミングでジャブを放つ長谷川に対して武藤はアッパーを交えたコンビネーションから左ボディにつなげた。結果は判定に委ねられ、武藤が判定勝利で長谷川のランカー挑戦をはね退けた。