試合:元WBOアジアパシフィック・ライトフライ級王者の冨田が2年4ヶ月ぶりにカムバックした。初回、平井がプレスをかけて左ボディで先制攻撃。2回、冨田はワンツー左ボディを打ち込むが、平井はスイッチを織り交ぜながら上手くポジションを入れ替えるとカウンターの左フックをヒット。3回、冨田は左ボディを突き刺し見栄えの良さをアピール。しかし、偶然のバッティングで額をカットした。4回、平井は細かくジャブを突きながら上下に打ち分け積極的な攻撃を披露。5回、平井の攻勢が続くが、冨田は腹をくくったように左右フックを叩きつけて反撃。6回、冨田は上体でリズムを取りながら右ストレートをヒット。7回、平井は豊富な手数で攻め立てるが、冨田は要所で一発を当てて譲らず。8回、平井はジャブから丁寧に組み立てると連打で攻勢をかけた。ジャッジに委ねられた採点は割れたが冨田に軍配が上がった。