試合:日本4位の安達と日本6位の神風がタイトル挑戦をアピールするべく拳を交えた。初回、ジャブの差し合いでし烈なペース争い。2回、安達が丁寧にジャブから組み立てるが、神風は距離を詰めて左ボディから右フックをヒット。3回、神風は右フックをねじ込むとパパっとパンチをまとめて攻め込むが、安達もここは引くまいと左ボディで応戦。4回、神風は右フックを皮切りに回転力を活かした連打で攻勢。ここをボディワークでやりすごした安達は、右ショートアッパーでガクッと腰を沈めさせてペースを渡さず。5回、神風のジャブが冴えてくる。ショートアッパーを織り交ぜたコンビネーションで攻め立てた。7回、ギアを上げた安達は、ワンツーを叩き込むと手数を増やした。8回、最後の力を振り絞り肉弾戦を展開。神風が右フックでグラつかせるが、ここを踏ん張った安達は左ボディを突き刺し意地を見せた。ジャッジに委ねられた採点は3者ともに76-76のドロー!気持ちがぶつかり合った好ファイトに盛大な拍手が送られた。