試合:24年西日本Sバンタム級新人王の高田と20年中日本フェザー級新人王の時弘が拳を交えた。初回、互いにフェイントをかけて機会を探るのに対し、高田はボディにジャブを伸ばすと左右アッパーにつなげ、時弘はカウンターの左フックを狙った。2回、高田がジャブから右アッパーにつなげると時弘は打ち終わりに左フックで対抗した。3回、高田がジャブから左ボディを決めると、時弘は左ボディからパンチを上に返した。4回、左右アッパーから左フックを返した高田に対し、時弘は左ボディから右をヒット。5回、上下にパンチを散らす高田に対し、時弘は左アッパーから右につなげた。6回、右アッパーから左右フックにつなげた高田に対し、時弘は左右ボディから右につなげ、両者譲らぬ展開に。判定に委ねられた結果は3者の支持を得た時弘が新人王対決を制した。