試合:日本フェザー級8位で15年の全日本新人王、元日本ユース初代バンタム級王者の中川がオーストラリア2階級制覇王者のオグデンが拳を交えた。ジャブからボディにワンツーを伸ばすオクデンに対し、サウスポー中川はジャブで距離を測るとワンツーのヒットを重ねた。2回、プレスをかけてワンツーを伸ばすオグデンに対し、中川はワンツーをヒットし、カウンターの左をヒットした。3回、ワンツーで前に出るオグデンに対し、中川はワンツーをダブルでヒット、左から連打につなげた。この回、オグデンがバッティングで左目下をカットした。4回、ワンツーで前に出るワクデンに対し中川はワンツーをヒットした。この回、中川が左目上をカット。このカットは偶然のバッティングによるもの。5回、ワンツーを右フックにつなげた中川に対してオグデンは右フックをヒット。中川の膝を揺らした。6回、ワンツーで仕掛けるオグデンは右を上下に散らし、ノーモーションの右をヒット。中川はワンツーからの右フックでオグデンをぐらつかせた。7回、右で攻勢をかけるオグデンに対し、中川は左右フックをヒット、どちらも譲らぬ展開となった。8回、顔を血に染めた中川はジャブから左につなげ、対し、オグデンはカウンターの右をヒット。どちらも譲らぬ展開に会場からは拍手が送られた。結果は判定に持ち越され、2者の支持を得た中川が判定勝利により2連勝を飾った。