試合:アマチュア経験が豊富な田中と山口の対戦。サウスポー田中が距離を意識しながら左ボディストレートで先制攻撃。2回、田中は右フックで引っ掛けるとジャブでコントロール。3回、山口はしつこく前に出てボディにパンチを集めて動きを止めに行く作戦。しかし、田中はジャブからワンツーにつなげてペースを渡さず。4回、田中はサイドに回り込むと左カウンターを好打。5回、しつこく前に出る山口だが正面から左ストレートを浴びてしまう。それでもジリジリと距離を詰めてワンツーで右目上を切り裂いた。7回、田中はジャブを軸に距離をキープするとワンツーで顔を弾きポイントを加点。8回、逆転を狙う山口は打ち合いに行くが、田中は真っ向から応戦するとワンツーで顔を弾き攻勢。ワンツーが決まったところで山口陣営が棄権意思表示を示した。田中が2025年初戦を飾った。