試合:WBAミニマム3位のロリトと日本女子ミニマム級3位のモンブランがWBO-AP女子ミニマム級王座をかけて激突した。初回、互いにジャブで距離を探るとロリトが右フックで先制。モンブランはプレスをかけて、ワンツーを狙った。2回、ロリトは足で距離をキープすると右を好打。パンチを足で外してワンツーを好打した。3回、プレスを強めたモンブランに対し、足とジャブで距離をコントロールするロリトはジャブからの右をヒット。さらに左フックでモンブランの顔を弾いた。4回、モンブランがジャブで前に出るがロリトはワンツーから左フックにつなげて攻勢をアピール。5回、ロリトは足とジャブでパンチをかわし、打ち終わりにワンツーを合わせた。6回、ロリトは小刻みにステップを踏み、相手のパンチをかわしながらワンツー、左フックとポイントを稼いだ。7回、小刻みなステップでモンブランの連打を迎え打ったロリトはダッキングでパンチをかわしながらの右クロスを好打した。8回、果敢に連打で攻勢をかけるモンブランに対し、ロリトはジャブと足で距離を取り、パンチを外してのワンツー、左フックで有効打を稼いだ。ジャッジ3者の支持を得たロリトが日本ミニマム級王座を防衛、そしてWBO女子アジアパシフィック同級王座に輝いた。