試合:今年6月に引き分けた日本スーパーライト級4位の大野と同級8位の星によるダイレクトリマッチ。初回、ジャブで機会を探ると、大野はジャブからボディにワンツーを伸ばし、左右フックで攻勢、星はジャブから右アッパーにつなげ、ワンツーで顔を弾いた。2回、星のジャブが大野の顔を捉える。星はワンツーから左フックに繋げてポイントをピックアップ。打ち終わりに左フックを合わせた。3回、星のジャブが良い。ジャブからワンツーにつなげた星はさらにジャブから左ボディを好打し、打ち終わりにワンツーを合わせた。4回、左右を振るう大野に対し、星は冷静にジャブを重ね、左ボディを突き刺し、ワンツーから右アッパーを突き上げた。5回、大野のジャブも星を捉え始めるも星のワンツー、ノーモーションの右が攻勢を印象づけた。6回、ワンツー連打、ノーモーションの右とヒットを重ねる星に、大野も負けじとジャブからワンツーにつなげ、攻勢をアピール。どちらも譲らぬ展開。7回、大野の左フックに対し、落ち着いた様子でジャブから組み立てる星。ジャブから左フックを好打した。8回、左ボディからパンチを上に返し、左右フックを振るい、攻勢を強めた大野に対し、星はジャブをついて距離をとり、大野の攻勢をコントロール、ワンツーを次々とヒットさせた。勝敗は判定に委ねられ、2-0で星がダイレクトリマッチに決着をつけた。