試合:身長178cmのサウスポー・ダウスが前の手で距離を測りながらワンツーをヒット。しかし、高は慌てる素振りを見せず、ラウンド終盤に右フックで腰を沈めさせた。2回、ダウスが右ボディ、思い切りの良い右アッパーで攻め立てれば、高は一瞬の飛び込みから右ボディで応戦。3回、ダウスは右フックで膝を揺らしてチャンスを作るが、高は右ショートでガクッと腰を沈めさせると回転力を活かした連打で譲らず。4回、高はプレスをかけて右ボディアッパーを徹底。ダウスは苦しくなってきた。5回、中国応援団が大声援でダウスを後押し。それでも高は気持ちを切らすことなく、ステップインから左フックを好打した。7回、接近戦でショートパンチの応酬。ここでも高のボディ攻撃が冴えわたった。8回、ダウスはジャブを散らしながら距離を保つが、決定打を打ち込むまでには至らなかった。終始、積極的な攻撃を見せた高が3勝目を挙げた。