試合:OPBF東洋太平洋&WBO-APウェルター級王者の佐々木がオーストラリアの刺客バラと拳を交えた。初回、佐々木がジャブを飛ばしながら左フックを強振。プレスをかけて攻め立てた。2回、偶然のバッティングでバラは左目上をカット。佐々木はグイグイと前に出て左ボディから崩しにかかった。3回、佐々木はボディに的を絞るとリターンの左フックでダウンを演出。その後も左ボディを叩き体力を削った。4回、バラはスイッチしながら細かいパンチで打開を図る。5回、佐々木は飛び込んでの左フックから左ボディを痛打。6回、佐々木は右ボディアッパーでくの字にさせると、ラウンド終了間際にコーナーに追い込み滅多打ち。着実にダメージを与えた。勝負が決まったのは7回、佐々木は攻撃の手を緩めずグイグイと前に出ると、左フックでグラつかせたところでレフェリーが割った。日本人初の世界ウェルター級王者を目指す佐々木が圧巻のパフォーマンスで王座を防衛した。