試合:2021年東日本ウェルター級新人王の横内が約2年7ヶ月ぶりに復帰戦に臨んだ。米国人ボクサーのグラントが右フックを叩きつけて先制。ガードの上だがパンチ音に会場がどよめいた。サウスポー横内は慌てる素振りを見せず、右フックを合わせた。2回、横内は左ストレートで腰を沈めさせると、右ボディを好打しジャッジに攻勢をアピール。3回、グラントはブンブンと左右フックを繰り出す。ガードで被弾を回避した横内だが手数が少ない。4回、横内は左ショートでグラつかせるとパンチをまとめてダウンを演出。その後はお互いに必死にパンチを振り回した。変則スタイルのグラントを撃破した横内が勝利を掴んだ。