試合:日本王座から陥落し、5ヶ月振りの復帰戦を迎えた山中大輔(白井・具志堅)。対戦相手のサイルン・シンワンチャーが予想以上の奮闘を見せ、山中を苦しめた。序盤から左ボディを中心として攻める山中に対し、やや大振りながらもサウスポーのシンワンチャーの左ストレートがヒットし、山中がぐらつく場面も。中盤、山中が左ボディ・左フックで攻め込むもシンワンチャーが右フック・左ストレートで応戦し打撃戦を展開する。両者攻め切れないものの、山中の左ボディが的確にシンワンチャーを捕らえ動きを止めて行く。最終10R、山中がラッシュ。ワンツー・左フックがシンワンチャーにヒット。KOを狙いたかったが決定打を与えられず判定に。戦績以上に曲者のシンワンチャーに手を焼き、復帰戦で苦戦を強いられた山中だが、左を中心としたボディ・フックがポイントを獲得し3-0の判定勝利。