試合:三好と藤原が1年9ヶ月ぶりにベルトを懸けて再戦した(前回は三者三様の引き分け)。初回、藤原が重心を落としてジャブから左フックを好打。ワンツー連打を繰り出す三好に対し有効打で上回った。2回、三好はフィジカルの強さを活かしながらボディにパンチを集めて反撃。藤原も負けじとショートパンチで応戦。3回、三好は徹底したボディ攻撃でジャッジに攻勢をアピール。4回、会場がヒートアップする中、懸命にパンチを繰り出した。5回、三好は接近戦で右ボディから細かくパンチをまとめ上げるが、藤原は右ストレートを好打し見栄えの良さをアピール。6回、三好はポジションを入れ替えるとワンツーで押し込むが、藤原も必死の形相でこの試合に懸ける思いを見せた。試合終了のゴングが鳴ると激戦を繰り広げた両者に盛大な拍手が送られた。ジャッジに委ねられた採点は、1者が引き分けとしたが2者が藤原を支持。4度目の挑戦で藤原が新チャンピオンに輝いた。勝利が決まった藤原はリング上で歓喜の涙を流した。