試合:日本ライト級4位湯川と日本スーパーフェザー級14位の砂川が拳を交えた。砂川が上下の打ち分けから右フックを叩きつけて先制。ガードの上だがパンチ音に会場がどよめいた。2回、湯川は左ボディで動きを止めると右フックで腰を沈めさせて反撃。しかし、砂川も気の強さを見せて左フックを強振。乱打戦に突入した。3回、砂川は左ボディから右ストレートにつなげると左フックでバランスを崩させて攻勢。4回、相手の右を浴びた湯川はサウスポーにチェンジするが、砂川はそれならばと左フックを好打。被弾した湯川だが、我慢強くパンチを返して食い下がった。5回、砂川は左ボディから回転力を活かした連打で攻め立てるが、ここを踏ん張った湯川は左ボディを痛打。意地を見せた。7回、打ち合いは激しさを増す中、砂川が左のダブルのコンビネーションで見栄えの良さをアピール。8回、最後の力を振り絞り渾身の打ち合い。試合終了のゴングが鳴ると大歓声が沸き起こった。終始、有効打で上回った砂川が上位ランカーを撃破した。