試合:元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣が、約9年ぶりに岡山のリングに上がった。拳を交えたのは世界ランカーのベラスケス。初回、サウスポー和氣が足を使いながら左ボディアッパーを差し込みリズムを作る。ベラスケスは低い体勢からラフに攻めた。2回、和氣は相手のワイルドな攻撃を捌きながら左ストレートをヒット。3回、ベラスケスはブンブンとパンチを振り回し積極的な攻撃。4回、和氣は打ち下ろしの左ストレートを決めれば、ベラスケスも強気に打ち返した。5回、ベラスケスは右フックで膝を揺らすと豊富な手数で攻勢。6回、地元の声援を背に和氣は上下に打ち分け見栄えの良さをアピール。7回も前進してくる相手に左ストレートで迎え撃った。8回、和氣は左ストレートで顔を弾くと真っ向から打ち合い有効打で上回った。ベラスケスの攻撃を捌いた和氣が世界ランカーを撃破した。