試合:WBC世界ライト級挑戦権を懸けてマーティンとハルチュニャンが拳を交えた。初回、ハルチュニャンが上体でリズムを取りながらプレスをかけるのに対し、サウスポー・マーティンは慎重な試合運び。2回、マーティンはタイミングを図りながら単発の左カウンターをヒット。4回、ハルチュニャンは右ボディストレートを好打し体力を削りに行く。6回、マーティンは左ストレートでバランスを崩させると上下に打ち分け攻勢。7回、マーティンは、相手のパンチを見切るとカウンターを決めてポイントを加点。中盤、ハルチュニャンはボディにパンチを集めて勝負への執念を見せる。10回、マーティンは左ストレートで後退させるとパンチをまとめて仕留めに行くがハルチュニャンも粘りを見せた。最終12回もマーティンは積極的に攻めるとハルチュニャンは自ら片膝をつくとレフェリーはダウンを宣告。再開後、左右をまとめたが試合終了のゴングが鳴った。マーティンは判定勝ちで挑戦権を獲得した。