試合:日本ユース・ライト級王者の湯場が、昨年8月以来の再起戦に臨んだ。サウスポー湯場が足でリズムを取りながら、左ストレートをヒット。22戦のキャリアを持つインチャンパは打ち終わりに変則的な右オーバーハンドを返した。2回、湯場は左ボディアッパーを叩きつけると、右フックを合わせてダウンを演出。ラウンド終了間際にも左ストレートから返しの右フックで倒した。3回、パンチが交錯する中、湯場はカウンターの右フックで3度目のダウンをゲット。ここまでかと思われたが、インチャンパはカウント9でファイティングポーズを取った。再開後、湯場を投げ飛ばしてしまい減点1が課せられた。4回終了間際も湯場は右フックで4度目のダウンを奪うが、インチャンパはここも立ち上がった。あとはフィニッシュするだけだが、相手の粘りになかなか仕留めきることができず。勝負が決まったのは5回。湯場は左ストレートでのけぞらせるとそれまでのダメージを考量したレフェリーが試合をストップした。