試合:ナイジェリアの輸入ボクサーで日本フェザー級4位のオイコラと2021年度全日本スーパーフェザー級新人王の李が激突した。初回、オイコラは長いリーチを活かしながらシャープな左から仕掛ける。対して李はプレスをかけて右ボディストレートで対抗。ラウンド終盤、オイコラはカウンターの左ボディを好打した。2回、接近戦でのパンチの応酬で譲らず。3回、オイコラはコーナーに寄りかかり、気を緩めた素振りを見せるが、ステップインからパンチをまとめてジャッジに攻勢をアピール。4回、李は左を突き刺し積極的な攻撃。オイコラは手数が減ってきた。5回、オイコラはフットワークを使いながら折を見て、左右フックを繰り出す。終盤はプレスをかけてボディ攻撃を仕掛ける李がポイントを加点。最終8回、李はプレスを強めて左ボディをヒット。プッシュしながらショートパンチを打ち込み攻勢。オイコラも左カウンターを返した。ジャッジに委ねられた採点は、三者三様の引き分けで勝敗がつかなかった。