試合:サウスポー同士による一戦は、今永が力強いジャブで仕掛けると、ワンツー、左ボディストレートをヒット。パンチ音に会場はどよめいた。2回、今永は鋭い踏み込みから右フックを振り抜きダウンを演出。3回、スムガットの左をバックステップ、ガードで難なく対応した今永は、プレスをかけてじっくりと攻めた。5回も今永は打ち終わりに右フックを合わせると緩急をつけた攻撃で攻勢。6回、今永はカウンターの左ストレートで2度目のダウンをゲット。スムガットに10カウントを聞かせた。アマチュア10冠の今永が圧巻の強さを見せた。リング上でインタビューに応じた今永は「デビュー戦と2戦目は慎重だったので、今日はアグレッシブに攻めたが、一発で仕留めようとし過ぎてしまった。反省です。半年で3戦目もさせてもらい会長に感謝している。これから実力を上げていくので応援よろしくお願いします」と2023年の飛躍を誓った。