試合:スーパーライト級2冠王者・平岡のWBOアジアパシフィック王座4度目の防衛戦。サウスポー平岡がジリジリと距離を詰めて左を狙うのに対し、ジュンは時折、右を返して対抗。静かな立ち上がりとなった。2回、平岡のジャブが顔面を捉え出す。ジワリジワリとプレッシャーをかけた。右から切り込むジュンだが、平岡は絶妙なポジション取りでヒットを許さず。5回、平岡はキレ味鋭い左ストレートで顔を弾くと冷静な試合運びを見せた。7回も平岡のラウンド。左ボディアッパー、左オーバーハンドを叩きつけてロープを背負わせた。8回、平岡は相手の右に左アッパーを合わせてダウンを奪うと、最後は左ストレートで痛烈に倒して試合を終わらせた。圧巻のKO劇を見せた平岡が2022年を締めた。