試合:2020年12月以来の再戦(引き分け)は、西川が距離を潰して右フックを強振。向後は右カウンターで迎え撃った。2回、西川は臆することなく前に出て右オーバーハンド、左ボディをヒット。相手の体力を削りに行った。3回、西川は右フックで腰を沈めさせると多少の被弾をものともせず手数で押し込んだ。4回、向後は右アッパーでグラつかせると右をフォローしダウンを先取。一気に仕留めるかかるがここを踏ん張った西川は、懸命にパンチを返して驚異的な粘り強さを発揮。しかし、向後もここは負けじと豊富な手数で攻め立てた。激しいパンチの応酬に会場は盛り上がりを見せた。最終6回、西川は残っている力を振り絞りボディにパンチを集めてポイントをもぎ取った。激戦を制した西川が連敗脱出に成功した。