試合:チャオズが完全アウェーのオーストラリアで地域王座に挑んだ。初回、チャオズは前の手で距離を測りながら右オーバーハンドを繰り出し積極的な攻撃。続く回も左フックから切り込み有効打で上回った。4回、チャオズは出入りを活かしたボクシングを披露。しかし、ロバートソンの右が当たる度に地元の観客から歓声が沸き起こった。6回もチャオズは、ロバートソンと真っ向から打ち合い押し負けず。ロバートソンは左目上が腫れてきた。7回、ロバートソンは、手数を増やして反撃すると続く回も左フックを好打し見栄えの良さをアピール。チャオズはやや疲れてきたか。それでも9回はリングを大きく使いながら左をヒットしペースを渡さなかった。最終10回。1分を切ったところでリングアナからコールされると会場はヒートアップ。両者とも果敢に打ち合った。主導権を握っていたように見えたチャオズだが、ジャッジはロバートソンを支持した。