試合:開始30秒、青山が右アッパーでダウンを演出。立ち上がった粉川に襲いかかると連打で攻勢。ピンチの粉川はクリンチでこのラウンドをしのいだ。2回、回転力を活かした連打で打ち合う中、青山が右フックを叩きつけて優勢を印象付けた。劣勢を挽回したい粉川は3回、左フックから切り込み意地を見せる。しかし、青山は押し負けず上下のコンビネーションを決めて攻勢。4回、青山は左ボディから右アッパーを好打すると右フックで手を突かせて2度目のダウンを奪う。その後も豊富な手数で攻め立てた。勝負が決まったのは5回。青山が間合いを詰めてパンチをまとめるとダメージの深さを考慮したレフェリーが試合をストップした。3連敗を脱出した青山がランキング返り咲きを確実とした。