試合:サウスポー同士の一戦は、富岡が左ストレートを好打するとジワリジワリとプレスをかけて攻め立てる。対して身長176㎝の入田は、距離を測りながら左を狙うがやや手数が少ない印象。2回、中間距離での攻防の中、富岡が逆ワンツーで顔をのけぞらせてジャッジに攻勢をアピール。3回になるとパンチが交錯する場面が増えていき、緊張感あふれる攻防を繰り広げた。4回、入田は左カウンターを決めて反撃。しかし、富岡は距離を取りながら後続打を避けた。5回、富岡は鋭い踏み込みから左をねじ込むと、キレのあるパンチで攻勢。最終6回、富岡はワンツーでコーナーまで追い込むと怒涛の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。富岡が連敗を脱出した。