試合:前日本ユース・スーパーライト級王者佐々木の復帰戦。拳を交えたのは元日本2位のマーカス。初回、佐々木はボディへのジャブをヒットしリズムを作ると、左フックで仕掛けるがこれは空振り。懐が深いマーカスを潰しにかかった。2回、マーカスはジャブから左ストレートにつなげるが、佐々木は冷静に対応。3回、佐々木は左ボディで後退させると左右フックで攻め立て攻勢。4回、劣勢のマーカスは上下に打ち分け反撃に転じるが、佐々木はブロックで回避すると、左ボディを突き刺しダメージを与えた。5回、左フックでグラつかせた佐々木はチャンスとばかりに一気にラッシュ。防戦一方になったマーカスを見てレフェリーが割って入った。試合後にマイクを握った佐々木は「マーカス選手は気持ちが強くて打たれ強かった。ウェルター級では日本人は世界を獲れないと言われているが、これからフィジカルを鍛えて世界を目指す。佐々木尽の名前を覚えてください」とアピールした。