試合:8月の誕生日でボクサー定年を迎えるため、勝っても負けてもこれがラストファイトの太田と約8年8ヶ月ぶりのリングとなる元日本ランカーの小澤の対戦。初回、太田がジャブを飛ばしながら距離を探るのに対し、小澤は懐に飛び込んで左ボディをヒット。ブランクを感じさせない動きを見せた。2回、太田はボディから顔面にコツコツとパンチをまとめて本領を発揮。3回、ショートパンチの応酬となるが太田の手数が上回る。4回、ボディにパンチを集める太田に対し、小澤は打ち終わりに右ストレートを好打。5回、太田は豊富な手数を繰り出すが、小澤は真っ向から打ち合うと有効打で勝りポイントを加点。最終6回も両者とも最後まで懸命にパンチを繰り出し試合終了のゴングを聞いた。2～4ポイント差をつけた小澤が勝利した。