試合:全日本ミニマム級新人王(森は2019年、小島は2020年)対決。森がプレスをかけながらワンツーを狙うが、小島は左右に動きながら左フックを合わせて緊張感のある攻防。2回、小島は相手のパンチによく反応すると、左のダブルのコンビネーションをヒット。しかし、森はラウンド終盤に左ボディを突き刺し相手の動きを一瞬止めた。ボディ攻撃に活路を見出した森は、3回に鋭い踏み込みから左ボディを好打。続く回も森はリズム感のある攻撃で攻め立てると、ラウンド終了間際に左フックで棒立ちにさせた。5回も森は左を軸に丁寧に組み立てると左アッパーから連打で攻勢。最終6回、逆転を狙う小島は果敢に前に出るが、森は真っ向から打ち合うとパンチを畳みかけてフィニッシュした。森がデビュー戦以来のKO勝ちを飾った。