試合:アマチュア81戦58勝23敗の嶋田のデビュー戦。相手はアマチュア73戦50勝23敗を経てプロ3戦目のリングに上がった神足。重心を落として左で距離を測る神足に対し、嶋田はジャブを突きながらプレスをかけて対抗。神足は右ストレートで顔を弾いた。2回、嶋田は相手のジャブに反応すると、左のダブルをヒットし見栄えの良さをアピール。3回、神足が右アッパーから左フックを決めれば、嶋田は左ボディを突き刺しレベルの高い攻防を披露した。パンチを交錯させるが嶋田の有効打が上回りポイントを加点。ペースを奪い返したい神足は5回、手数を増やして攻め込むが嶋田は決定打を許さず。嶋田は、ラウンド終盤には右ストレートでグラつかせて優位に進めた。最終6回は両者とも懸命にパンチを繰り出し試合終了のゴングを聞いた。2～4ポイント差をつけた嶋田がデビュー戦を飾った。