試合:キャリア20年目、42歳の日本ランカー斉藤とランカー初挑戦の酒井が激突。立ち上がり、斉藤がロングレンジから左フックで仕掛けるのに対し、酒井はジリジリと距離を詰めると左ボディを突き刺し対抗。2回、酒井は左アッパーで鼻血を流させて左右に動く斉藤にプレスをかけてジャッジに攻勢をアピール。4回、斉藤が入るタイミングを探りながら中間距離を保った。5回、斉藤は左ボディをヒット。しかし、酒井は慌てる素振りを見せず圧力を強めてワンツーを返すと、肩で息をする斉藤に迫りジャブで顔を弾いた。後半は、中間距離でパンチを交錯させてお互いに譲らず。8回、斉藤は左フックで切り込むと左ボディで動きを止めて攻勢。ボディにパンチを集めるが、酒井はクリンチでピンチを乗り切り試合終了のゴングを聞いた。ジャッジ3者ともに2ポイント差をつけた酒井がランカーを撃破した。