試合:手数と的確なポジショニングがプレスをかけるゴンサレスに対して、エストラーダも手数で対応。初回は先に仕掛けたエストラーダがプレスを掛けてリズムを作ったが、2ラウンド以降は7ラウンドまでロマゴンが常に前に出て先に仕掛けた。ロマゴンは中盤までは左ボディと左右のアッパーで組み立てると右ストレートにつなげた。一方エストラーダは右ストレートに体重を乗せてロマゴンの顔面を捉えた。序盤の山場はロマゴンがエストラーダをロープに追い込んだ4ラウンド。中盤はロマゴンが被弾する場面も増えた。頭をつけて下から打ち合ったのは6、7ラウンド。最終ラウンドは両者のパンチの交換からロマゴンが左右を連打。試合終了のゴングを聞いた両者ともに勝利をアピールしたが、エストラーダが2-1でジャッジの支持を集めた。