試合:2019年7月以来の再戦は、可兒が強烈な右フックを決めて先制攻撃。しかし、リベンジに燃える吉野も左ボディを突き刺し対抗。吉野はラウンド終盤に左フックでグラつかせるが、可兒も打ち合いに応じスリリングな攻防を切り広げた。3回、可兒はサイドに回り込んで左ボディ、左フックを叩き込むが、吉野もパワフルなパンチで食い下がった。4回、吉野はプッシュして左アッパーを突き上げるとボディにパンチを集める。しかし、可兒もスピードを活かした攻撃で見栄えの良さをアピールして試合終了のゴングを聞いた。ジャッジに委ねられた採点は2者が引き分けとしたが、新人王特別ルールにより優勢点を勝ち取った可兒が全日本新人王決定戦にコマを進めた。