試合:日本ユース・スーパーフェザー級王者の波田とアマチュア101戦82勝19敗からプロに転向し、ここまで5戦無敗の中部のホープ竹嶋の一戦。初回、竹嶋はステップを刻みながら右で切り込む。対してサウスポー波田は力強い左オーバーハンドで対抗した。序盤はお互いに距離の探り合いでし烈なペース争いが繰り広げられた。足を使ってパンチを外す竹嶋だが、決定打を打ち込めず。波田が左ボディ、ワンツーをヒットしてやや上回った。5回、パンチを交錯させる中、波田が左ストレートから返しの右フックを決めてダウンを演出。6回、ポイントで劣勢の竹嶋は、プレスをかけながらカウンターを狙うが、波田の力強いパンチに守勢を強いられた。8回も波田が右アッパーからボディにパンチを集めて優勢に進めた。連続KO勝利はストップしたが、波田が8連勝を飾った。