試合:初回、アオキがジャブから右フック、右アッパーを突き上げ先制攻撃を仕掛けると、ボディにパンチを集めて調子の良さを見せる。2回もアオキが接近戦でショートパンチを浴びせて体力を削りにいきペースを維持。木村も右フックを返すがアオキのパワーにロープを背負った。4回、守勢を強いられていた木村だが、しぶとく食い下がると右フックを強振し反撃。このラウンド、アオキは偶然のバッティングで左目上をカットした。アオキにとって嫌な展開になりかけたが、5回に絶妙のポジション取りから右ストレートを叩きつけ攻勢。さらに強烈な左ボディで動きを止めるとレフェリーが割って入った。アオキが、昨年10月の日本王座挑戦者決定戦以来の再起戦を勝利した。