試合:166cmの田中と171cmの船井。その差はリーチにも歴然とあらわれた。しっかりリードをついて動いて、ついて動いて序盤からリズムを握る船井。プレッシャーをかけながらロープに詰めたい田中だが、ジャブをしっかり打ち込まれ入りきれない。船井がジャブ、アッパー、フックといい距離を保ちながら左を当てれば、田中は徹底的にボディで攻める。しかし、リーチの差もあってか、入りばなに船井のアッパー、左フックを受けてしまい、攻撃がつながらない。船井は重心を下げ、発射台のような上半身からジャブ、ワンツーを打ち抜く。中盤、田中は頭を振りながらも被弾覚悟で徹底的にボディを狙うが、発射台から放たれる伸びるジャブ、ワンツーに遭う。7R、田中のパンチがほとんど届かなくなるや、ドクターチェック。左目を負傷した田中の視力が失われつつあるという判断によりストップ。